俺の妹がこんなに可愛い訳がない 2巻
巷で話題のラノベ。
折込のチラシ(電撃の缶詰)によれば漫画化もされるとか。
「心が破壊され、人間性を失う」とかまでネタにされてます。
当時からネタとしかおもえない発言でしたが、ライトノベル作家にネタにされたことによりようやく安心して笑えるネタになりました。
あと、もうひとつ……
作中に登場するエロゲー「シスカリ」ですが、これは古橋秀之の『超妹大戦シスマゲドン(ファミ通文庫)』ですね。2chの古橋スレでも話題に上ってましたが。
リンクした時点では、1巻の新品の在庫は5点、2巻は3点だそうです。
アキバブログ
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/50769260.html
>かーず: (笑) 今回は劇中に出てくる格ゲー『真妹大殲シスカリプス』が凝ってましたね。
>三木:あれには元ネタがありまして、それを伏見さんがど~してもやりたいと。ネタ元はウチのレーベルの某作家さんの作品ですね。
>伏見:三木さんの台詞にはやや誇張が入ってます……!あ、そうそう、それちゃんとご本人には伝えてくださったんですよね?
>三木:いや、まだ言ってないですね。
>伏見:そこは言っといて下さいよ!? またしても事後承諾じゃないですか!
>一同笑い
まあ、問題はありますまい。
電撃妹の必殺技の一つの
ブラッドジャケットでは、作品の世界で放送されていた『キャプテン・ドレイク』という特撮番組の、主人公の異名が
マッチョなアメコミヒーローでした。
クラックナックルは、劇中劇としてちょろっと出てくるだけですが、この特撮映画は、実在していた
シスマゲについては、古橋氏も「最高に間違ったものを」とのコンセプトで書いたものだったらしく、2巻発売時の帯の煽り文句では「あらゆるライトノベルランキングで『番外』を総ナメ!」な作品でした。
1巻頭のカラーぺージにある「"僕が考えた妹"コーナー」を見てみると、有沢まみず(ラノベ作家)や藤城陽(古橋の『冬の巨人』、秋山の『DRAGONBUSTER』のイラストレーター)とかが考えた妹が掲載されてました。
有沢まみずのほうについては、読んだ当時から気付いていた……と思います。
最近では『カタハネ(エロゲー)』の笛氏のイラストで『銀色ふわり』を出したり、杉井光のライトノベル、『ばけらの!』に、アリサ・黛(まゆずみ)という名前で登場していたりします。
肩書きは"お嬢様系美少女陰陽師ライトノベル作家"……だったと思います。
ばけらの!も2巻が出るそうです。沖縄編。
自分自身をネタにした本をかくと、毎週買う週刊少年ジャンプとからあげくんレッド、あと快楽天+村田蓮爾に関するあらゆる物品なんかも必要経費ということになります。いや、本当に作中に登場しましたから。
沖縄に旅行したことだって取材ということになります。『さよならピアノソナタ』は終わってしまいましたが、作中の主人公"杉井ヒカル"もよくクラシックを聞くらしいので、またたくさんのクラシックCDを買う必要が出てくるかもしれません。